無料で使えるおすすめ文字起こしツール4選を紹介します。
様々なツールが存在する中で、用途に合ったツールを見つけるためには複数試す必要があります。
本記事は「無料文字起こしツール」と「無料トライアル可能な文字起こしツール」をそれぞれ4つづつ紹介します。ぜひ参考にしてください。

無料文字起こしツールの選び方

無料文字起こしツールを選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。

  • 精度:音声認識の精度が高いほど、後々の修正が少なくて済みます。
  • 対応ファイル形式:自分の持っている音声ファイルに対応しているか確認しましょう。
  • 文字起こし速度:処理速度が速いツールは作業効率がアップします。
  • 編集機能:文字起こし後のテキストを編集できる機能があると便利です。
  • 無料版の制限:文字数制限や機能制限など、無料版で利用できる範囲を確認しましょう。
  • サポート体制:不具合が発生した場合に、サポートが受けられるか確認することも大切です。

複数のツールを試し、ご自身のニーズに合ったツールを選ぶことが大切です。

おすすめ無料文字起こしツール4選

ここでは、おすすめの無料文字起こしツールを4つ紹介します。

ツール 特徴
1.Googleドキュメント ・他のGoogleアプリと接続可能
・オフライン利用可能
・スペル候補、翻訳機能など充実の編集機能
2.ユーザーローカル音声議事録システム ・参加者の発言を感情認識
・単語の出現頻度を表示可能
・テキストをダウンロード可能
3.MyEdit ・サイト上で音声・画像編集が可能
・AI が音声から文字起こしをする
4.Sloos ・独自技術を活用した話者識別機能
・1台の汎用マイクで最大10名までの話者識別が可能
・無料で文字起こしソフト、ツールの利用が可能

1.Googleドキュメント

1.Googleドキュメント

引用:https://workspace.google.com/intl/ja_jp/products/docs/

日常業務でも多くの方が活用しているGoogleドキュメント。
音声入力機能を使えば、簡単に文字起こしが可能です。日本語や英語をはじめとする様々な言語に対応しており、パソコンだけでなくスマートフォンでも利用できます。

2.ユーザーローカル音声議事録システム

2.ユーザーローカル音声議事録システム

引用:https://voice-dashboard.userlocal.jp/

ユーザーローカルの音声議事録システムは、会議の音声をPCのマイクなどから直接入力し、データとして記録するサービスです。
話者を識別できる機能も備えており、編集作業がスムーズに進められる設計になっています。

3.MyEdit

3.MyEdit

引用:https://myedit.online/jp/audio-editor/speech-to-text

MyEdit(マイエディット)は、オンライン上で音声や画像を編集できる人気のツールです。アプリをダウンロードする必要がなく、直感的に使えるUIで簡単に多様な編集が行えます。
音声データの文字起こしも、ファイルをアップロードするだけでAIが瞬時にテキスト化してくれます。
また、MyEditにはボイスチェンジャー、音声ファイルの形式変換、ノイズ除去、声のトーン調整、ボーカルや伴奏の分離、BPMの計測、音声のトリミング・カット、AIによる効果音作成など、音声編集に役立つ豊富な機能が揃っています。

4.Sloos

4.Sloos

引用:https://sloos.qcore.co.jp/

Sloosは独自のレザバーコンピューティング技術を採用した文字起こしソフトで、最大10人までの話者を識別できます。約10秒間の音声を事前に登録することで、高い精度で識別が可能になります。

無料トライアルあり!文字起こしツール4選

ここでは、無料トライアル可能なおすすめの文字起こしツールを4つ紹介します。

ツール 特徴 料金
1.Texta ・リアルタイム文字起こしから議事録作成、翻訳まで一括
・音声ファイルからの文字起こしでスマホの録音にも対応
・クラウド上でデータを保管して、編集&共有をスムーズにする
・AI議事録作成で業務時間を短縮
月額 15,000円~50,000円
※時間無制限
2.スマート書記 ・議事録に合わせてAIを活用。すべての議事録作成を自動化
・重要な箇所の音声をピンポイントで聞き直し
・AIによる90%以上の高精度文字起こし
・1台の端末で、会議室でもWeb会議でも使える
月額 10,000円~
※利用人数により変動
3.Rimo Voice ・日本語に特化したAIで自動文字起こし
・テキストと音声がシンクするスライダー機能
・AIが10秒で要約も作成
30秒 22円
4.AI議事録取れる君 ・AI自動要約機能搭載
・発話言語と翻訳言語を指定して、多言語の翻訳に対応
・オンライン会議ツールとの連携が可能
月額 980円~
・Personal:980円(3時間)
・Enterprise:5,500円~(10時間~)
※ 議事録収録時間を超えた場合は従量課金

1.Texta

1.Texta

引用:https://texta.cloud/

Textaは、リアルタイムで正確な文字起こしを行い、その後の議事録作成や翻訳も簡単操作でサクッと作成することができます。音声ファイルや動画からも、文字起こしが可能です。

また、文字起こしデータやAI議事録データなど全てのデータをクラウド上で保管することで、どこからでもアクセスすることができます。

料金プラン

ライト スタンダード プロ エンタープライズ
月額(税別) 15,000円 30.000円 50,000円 要お見積り
通常文字起こし 無制限 無制限 無制限 無制限
音声ファイル・補正文字起こし 30時間 100時間 300時間 無制限
最大ユーザー数 5人 15人 35人 無制限

Textaの詳細ページはこちら

2.スマート書記

2.スマート書記

引用:https://www.smartshoki.com/

スマート書記は、累計5,000社以上に導入されている文字起こしソフトで、議事録作成の手間を減らすために活用されています。

AIアシスト機能が搭載されており、自動で話者を識別したり、文字起こしテキストの要約や要点の抽出、語尾の「です・ます」への統一など、議事録作成を効率化できる機能が揃っています。

さらに、Web会議や対面会議だけでなく、ハイブリッド型の会議にも対応可能で、使用するWeb会議ツールを問わず幅広い会議シーンで文字起こしが活用できます。

料金プラン

基本 AIパック(オプション)
月額 10,000円~ +15,000円~
ユーザー数 人数によって金額変動 人数によって金額変動

3.Rimo Voice

3.Rimo Voice

引用:https://rimo.app/about/voice

Rimo Voiceは、日本語に特化した文字起こしエンジンを採用しており、1時間の音声を約5分でテキスト化できる文字起こしアプリです。

ICレコーダーの録音データやWeb会議の録画データをアップロードして文字起こしが可能なだけでなく、会議中の音声をリアルタイムで変換する機能も備えています。PCやスマホに対応しており、シンプルで使いやすいUIも特徴です。

料金プラン

金額 30秒 22円

4.AI議事録取れる君

4.AI議事録取れる君

引用:https://gijirokukun.com/

AI議事録取れる君には、AI自動要約機能が搭載されており、文字起こしが完了後にAIがテキストを解析し、自動で小見出しや箇条書き形式の要約を作成します。

プランは個人向けと法人向けの2種類が用意されており、1ヶ月あたりの議事録収録時間に応じて月額料金が変わります。

料金プラン

Personal Enterprise
月額(税別) 980円 5,500円~
1ヶ月当たりの定額議事録収録時間 3時間 10時間~
契約期間 月間 月間・半年・年間

まとめ

無料で使えるおすすめの文字起こしツールを選ぶ際には、精度、対応ファイル形式、文字起こし速度、編集機能、無料版の制限、サポート体制に注目すると良いでしょう。
特に高精度の音声認識やスピーディな処理が作業効率を高めます。
自分の用途に合ったツールを見つけるため、複数試して選びましょう。

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