議事録自動作成ボイスレコーダー5選|会議後の手間をなくすクラウドツールも紹介

会議や打ち合わせの内容を正確に記録するために、ボイスレコーダーを活用している方も多いのではないでしょうか。最近ではAIを搭載したモデルも登場し、録音した音声を素早くテキスト化したり、会議の要点を自動で整理したりすることもできるようになっています。

この記事では、音声の文字起こしから議事録の自動作成まで行えるボイスレコーダーを5つピックアップしてまとめています。また、会議後の手作業がほぼゼロになるクラウド型のAIツールもご紹介していますので、「議事録に手間がかかっている」「記録の精度が低い」といった課題がある場合はぜひ参考にしてください。

AIを駆使した議事録ツールは「Texta」がおすすめです。

ボイスレコーダーで議事録を自動作成できる?

結論から言うと、AI機能を搭載したボイスレコーダーを使えば、議事録の自動作成は可能です。ボイスレコーダーといえば「音声を録音するだけ」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、最近では録音した音声がブラウザやアプリに自動送信され、高精度な文字起こしや簡単な要約まで行える製品が増えています。

文字起こし結果はパソコンやスマートフォンで確認しますが、テキスト化された内容をその場ですぐに確認できるディスプレイ付きのボイスレコーダーもあります。次章では文字起こし・AI要約に対応しているボイスレコーダーを複数ご紹介していますので、導入を検討している方はチェックしてみてください。

議事録を自動作成するボイスレコーダー5選

議事録作成を効率化したい方に向けて、文字起こしやAI要約が行えるボイスレコーダーを5つピックアップしました。

以下で各製品の特徴やスペックをご紹介します。

Plaud Note

サービスサイト:Plaud Note

Plaud Note(プラウドノート)は、クレジットカードほどの薄さ・軽さで持ち運びやすいAIボイスレコーダーです。「通話録音モード」と「通常録音モード」に対応しており、対面の会議だけでなくスマートフォンの通話内容も録音できます。無料プランでも月間300分の文字起こしが可能で、10,000種類以上もの要約テンプレートが用意されています。また、ISO 27001 / ISO 27701 / SOC 2 などの国際的なセキュリティ基準に準拠し、録音データや文字起こし内容はクラウド上で安全に管理されます。

価格 27,500円
サイズ 85.6 x 54.1 x 2.99 mm
重さ 30 g
ストレージ 64GB
バッテリー容量 400mAh(録音時:約30時間)
対応言語 112言語

Plaud NotePin

サービスサイト:Plaud NotePin

Plaud NotePin(プラウドノートピン)は、「身に付けて使う」ことを前提としたウェアラブル型のAIボイスレコーダーです。クリップ、マグネットピン、リストバンド、ネックストラップといった4種類の装着スタイルに対応し、完全ハンズフリーで会話内容を録音できます。上述のPlaud Noteと同様に、無料プランでも月間300分の文字起こしと10,000種類以上の要約テンプレートを利用可能です。また、Apple製品の「探す」機能に対応しており、紛失した場合も瞬時に位置を特定できます。

価格 27,500円
サイズ 51 x 21 x 11 mm
重さ 16.6 g
ストレージ 64GB
バッテリー容量 270mAh(録音時:約20時間)
対応言語数 112言語

Notta Memo

サービスサイト:Notta Memo

Notta Memo(ノッタ メモ)はカードサイズのAIボイスレコーダーで、5つの全指向性マイクが会議・インタビュー・通話などさまざまな場面でクリアに音声をキャッチします。録音したファイルはアプリに自動転送され、AIが文字起こしや要約を行います。また、対話形式でAIに質問できる「AIチャット」機能もあり、「この商談の改善点は?」「決定事項だけまとめて」などと入力すると、記録した音声データをもとに適切な回答を生成してくれます。

価格 23,500円
サイズ 86.1 x 55.1 x 3.5 mm
重さ 28 g
ストレージ 32GB
バッテリー容量 470mAh(録音時:約30時間)
対応言語数 58言語

AutoMemo S/R

サービスサイト:AutoMemo S/R

AutoMemo S(オートメモ S)は、タッチパネルのフルカラーディスプレイを搭載したAutoMemo専用ボイスレコーダーです。文字起こし結果をその場ですぐに確認できるほか、録音した音声はWebブラウザのAutoMemoでAIが文字起こしや要約を行い、会議の要点を押さえたわかりやすい議事録を手間なく作成できます。ディスプレイが不要であれば、より軽量で低価格のAutoMemo R(オートメモ R)がおすすめです。

AutoMemo S AutoMemo R
価格 19,800円(本体のみ)
29,800円(本体+文字起こし2年分)
13,860円(本体のみ)
サイズ 92 x 54 x 12 mm 104 x 46 x 15 mm
重さ 88 g 68 g
ストレージ 16GB 4GB
バッテリー容量 1800mAh(録音時:約16時間) 1400mAh(録音時:約12時間)
対応言語数 72言語 72言語

HixDock P1

サービスサイト:HixDock P1

HixDock P1(ハイドック P1)は、Bluetoothイヤホンに対応したAIボイスレコーダーです。「通話モード」「対面モード」「呟きモード」の3つの録音モードが搭載されており、無料で使える高精度の文字起こしや最新AIモデルによる会議要約の自動作成にも対応しています。双方向のノイズキャンセリング機能付きで、キーボードの打鍵音や街中の騒音などが除去されるため、いつでもクリアで高音質な録音が行えます。

価格 49,800円
サイズ 126 x 38 x 15.8 mm
重さ 72 g
ストレージ 64GB
バッテリー容量 600mAh(録音時:約8時間)
対応言語数 75言語

ボイスレコーダーによる議事録作成でよくある課題

ここまでご紹介したように近年は多機能なAIボイスレコーダーが増えていますが、会議の録音や議事録作成などビジネスシーンで使う場合にはいくつかの課題があります。

紛失のリスクがある/管理の手間がかかる

物理的なボイスレコーダーは持ち運びやバッテリー管理が必要となり、紛失や充電切れのリスクを伴います。特に、最近はカードサイズやウェアラブル型といった小型・軽量のモデルも増えており、軽くて手軽に持ち運べる分、街中で落としたりオフィスに置き忘れたりする可能性も高まるでしょう。また、バッテリー残量の確認を忘れて充電が不十分になっていると、会議の途中で音声が途切れてしまうこともあります。

リアルタイムでの確認・修正ができない

一般的な AIボイスレコーダーは、録音後にパソコンやスマートフォンなどで音声データの文字起こしや要約を行うため、会議中に内容を確認したり修正したりすることはできません。なかには文字起こし内容を確認できるディスプレイ付きモデルもありますが、文章の整形やフォーマット調整までは対応していません。

議事録の形式に整えるにはパソコン作業が必要

AIボイスレコーダーは文字起こしや要約作成にも対応していますが、本体だけで議事録が自動作成されるわけではありません。前述の通り、録音したデータはパソコンなどの機器に送信され、クラウド上でAI処理が行われる仕組みです。議事録として完成させるにはパソコン操作が必要なうえ、無料の文字起こし時間制限を超える場合や高度な機能を利用したい場合には有料プランへの加入が前提となります。

クラウド型AI議事録ツールなら会議後の作業がほぼゼロに

ボイスレコーダーによる議事録作成の課題は、クラウド型AI議事録ツールの導入で解消できます。クラウドツールなら一つのプラットフォームで完結し、会議の録音から文字起こし、文章要約、議事録の完成までをほぼ自動でシームレスに行えます。さらに、作成した議事録はそのままチームで共有・編集できるため、会議後の作業負担が大幅に軽減します。

また、リアルタイムでの文字起こし機能のほか、手元のスマートフォンで録音したデータをテキスト化することもできるため、パソコンやインターネットが使えない場面でも活躍します。ボイスレコーダーのような物理的な機器を管理する手間がなく、録音から議事録作成までを一貫して効率的に行うことができます。

おすすめのAI議事録作成ツール「Texta」

弊社が提供する「Texta」(テキスタ)は、Web会議中の発言を書き起こす「リアルタイム文字起こし」と、録音済みの音声データをテキストに変換する「音声ファイル文字起こし」の両機能を備えています。面倒なインストールや設定は一切不要で、起動してボタンを押すだけで文字起こしから議事録作成まで簡単に行えます。決定事項の抽出や項目分けなどもAIが自動で対応してくれるため、会議後に手作業で情報を整理する手間がなくなり、すぐに共有可能な議事録を作成できます。

【Textaのプラン一覧】

ライト スダンダード プロ エンタープライズ
月額 20,000円 35,000円 50,000円 問い合わせ
通常文字起こし 無制限 ​​無制限 無制限 無制限
音声ファイル・補正文字起こし 30時間/月 100時間/月 300時間/月 無制限
最大ユーザー数 5人 15人 35人 無制限

Textaの詳細はこちらから

おわりに

今回は議事録を自動作成できるボイスレコーダーをご紹介しました。ただし、録音した音声の文字起こしや要約内容はパソコンやスマートフォンで確認する必要があり、ボイスレコーダー単体で議事録を完成させることはできません。

一方、クラウド型のAI議事録作成ツールなら、会議の録音から文字起こし、要点整理、完成した議事録の共有までを一つのプラットフォームで一貫して行えます。議事録作成にかかる時間と手間を大幅に削減し、よりスマートなワークスタイルを実現したい方は、ぜひクラウドツールの導入をご検討ください。

文字起こし&AI議事録作成ツール「Texta」の詳細を見る

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